子育て支援は国政からも重点になっていますね。児童手当は申請しないともらえませんから、他の市区町村から品川区に転入になる場合には、注意が必要です。気になる、品川区の児童手当についてまとめてみましょう。
児童手当とは?
子どもを養育している人に国、地方(都道府県、市区町村)、事業主拠出金を財源に支給される手当です。年齢や第3子以降かによって支給金額が変わってきます。
0歳~3歳未満⇒一律 15,000円
3歳以上~小学校修了前⇒10,000円(第3子以降は15,000円)
中学生⇒一律 10,000円
所得制限額以上である者⇒一律 5,000円
(参考)『品川区公式サイト:児童手当』
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/page000027200/hpg000027168.htm
公務員や公立学校の教員は、職場への申請で済みますが、それ以外の方は、申請窓口が市区町村の自治体窓口になります。引越しの際には新しい居住地で申請をしなければ引き続き給付が受けられません。手続きに手間取ると、支給されない期間が出来てしまうかもしれませんから、地区町村を跨いでの引越しのときは、注意しましょう。
引越しにあわせて申請する方法は?
大井町への引越し2週間前~前日までに…
①住んでいるところの区役所(または市役所・町村役場)へ行く。
・住民課で転出届を出し『転出証明書』を発行してもらう。
・税窓口で『所得証明書』を発行してもらう。
*夫が海外転勤なら、妻が受給者として申請するので妻の『所得証明書』が必要。
②品川区役所に行く。
・『転出証明書』を、提出し、転入手続きを行います。
・児童手当の申請書類、『所得証明書』を申請窓口に提出。
*身元確認に必要な健康保険証や自動車免許証、マイナンバーカード、受給者名義の通帳、印鑑など持参しましょう。
所得証明書として、前年の課税額証明は、以前住んでいた市区町村役場が発行します。引越しなどの事情がある場合には、郵送での請求に応じてもらえますが、どうしてもやり取りのタイムラグが発生し、転入手続きと一緒に児童手当の申請を済ませなくなってしまいます。元の住まいが大井町から遠い場合には、特に注意しましょう。
当てはまるなら注意して!
<第二子・第三子が生まれた>
「額改定申請書」で、生まれた子どもへの手当の受給を申請する必要があります。申請漏れしていないか確かめておきましょう。中学生3年生の3月31日まで受給対象です。
<シングルの人>
一人親支援で支給されるのが『児童扶養手当』です。こちらも児童手当同様申請が必要ですから、必要に応じて手続きされてください。