大井町には、あの家電で一時代を築いた『東芝』の企業病院『東芝病院』があります。
終戦直後からの歴史をもち、大井町の地元民にも愛されてきた病院です。
幅広い診療科をカバーしている、大井町の大病院『東芝病院』についてご紹介しましょう。
■大井町東口から徒歩7分
巨大な大井町駅東口から、ヤマダ電機側に出て歩道橋を渡り池上通りを横切って道なりに進んでいくと東芝病院が見えてきます。
大井町で総合病院と言えば東芝病院と言うほど。
昭和20年~診療がスタートしており、企業病院ながら、地域の社外の人にも利用されている大病院です。(3号棟まであり、敷地は5千坪を越えます)
東芝の経営と言うことで、電子カルテの設備も整っており、最近心配される情報の安全にも配慮されています。
病院のロゴは、家電と同じ『TOSHIBA』。
厚生労働省で決められた、「病床数が200以上の病院について受けた初診は自己負担額」というルールから、紹介状無しに行くと初診料が3250円かかります。
■検査設備、装置も充実
MRI(磁気共鳴画像診断装置)、 CT(コンピュータ断層撮影装置)、 X線テレビ撮影装置、 医用ライナック治療装置、超音波診断機器(エコー)、ディジタルアンギオ撮影装置(血管撮影装置)、ガンマカメラ(核医学検査装置)、高気圧酸素治療装置、ハイビジョン電子内視鏡システムなど、最先端の設備が整っています。
子宮がんの精密検査に用いられるコルポスコピー検査(組織診)にも対応しています。
特にCTは、東芝メディカルシステムズ社製の最新型CT装置が導入されており、高性能で撮影時間の短縮、被曝線量の低減、造影剤使用量の低減が出来ます。
がん治療で化学療法を受ける方用の設備として、リクライニングシートの完備の、楽な姿勢で化学療法を受けることが出来る施設もあります。
■診療科目の特徴
一般的に総合病院でカバーされる消化器内科や循環器内科はもちろん、細かく分かれて専門的な治療が受けられるようになっています。
血液内科、代謝内分泌科、腎臓内科など重点診療として大病院ならではの科があります。
また、皮膚科では、男性型脱毛やトレチノインピーリング(美白治療)など、特殊な治療が受けられます。
■産婦人科も人気
妊娠の診断は最寄りの地域医療を担当する産婦人科で受け、紹介状を持っていくと良いでしょう。
母親学級も充実していますし、出産入院の時には、『祝い膳』が出ます。
産後のお手伝いが見込めない場合の、産後入院や祖父祖母向けの沐浴教室など、産後フォローのメニューも用意されています。