大井町は、品川のすぐとなりの駅で、アクセスも良い街ですが、治安はどうなのでしょう?
大井町の治安と、住みやすさにつてまとめてみましょう。
昭和時代には、工場が多く、そうした時代の名残で、大きなビルよりも中規模な建物が多く、商店街がのこっていたり、レトロな飲み屋街が残っていたりします。
ただ、駅前は大型店が揃っていて、生活に必要なものはすべて揃っています。阪急大井町ガーデンでは、百貨店、スポーツ施設、おしゃれな飲食、スーパー銭湯まであります。
駅前から住宅地まで割と近く、住みやすさには定評があり、治安も良いです。女性の一人暮らしでも、特に夜に注意が必要という口コミがなく、警視庁発表の犯罪調査でも、犯罪発生件数が他のエリアと比べて多いということもありません。
再開発もされていますが、もともと住んでいた古くからの住民が多く、街のにぎやかさという点でも適度に落ち着いています。
さらに詳しく調べてみると、品川区が教育や福祉に力を入れていることもあり、公園のトイレがきれいに使われていることがわかりました。
地域が荒れている、治安が悪い地区では、こうした公共施設のつかい方が乱雑になりがちですから、トイレがきれいだというのは治安の良さを裏付ける証拠になりそうです。
特に、南品川5丁目、6丁目は、犯罪発生件数が少なく、閑静で子育てファミリーが多く住んでいる地域です。また、大井3丁目は、警察官のパトロールの頻度が多い地区ということで、安心感があります。
大井町は、品川駅の隣接駅でJR京浜東北線・東京臨海高速鉄道りんかい線・東急大井町線の3路線が乗り入れているアクセスの良さのわりに、家賃相場が品川駅周辺と比べるとリーズナブルで、『穴場』と表現されることがあります。
もしかして治安が良くないのではと、マイナス面を心配する人もいますが、単純に開発がまだ完全ではないこと、飲食店が多く、週末は若者も含めて混み合っているということが影響しているのかも知れません。
品川区大井町周辺は、最近人気の恵比寿などと比べると、おしゃれなイメージというところで出遅れている面があり、再開発もこれからといった感じがあります。
もともと、建物の規模が中規模のものが多く、古くからの地元住民も暮らす街で、品川と比べると知名度が低いので、『穴場』という印象があるのでしょう。
ただ、現在進行中の駅北側の旧JR官舎の開発が進み、大型の商業施設の誘致が実現すればますます人気の駅になることが予想されます。また、住友不動産が開発を進める「シティタワー大井町」もいよいよ完成が近づいてきました。
日本の玄関口、羽田空港へのアクセスの良さや品川駅のリニア新幹線の開通を控え、大井町駅はますます人気が出てきそうな予感がします。