子育て世代にオススメの東京23区の住まいといえば品川。
教育改革や、保育園の拡充など、子育て環境の整備が進んでいます。
共働き家庭に取って気になる品川区の認可外保育園についてお話ししましょう。
“認可外”というのは、厚生労働省が認める保育園の基準に当てはまらない部分はあるけれど、子供を預かり、保育することを許可されている保育園のことです。
東京都内では、待機児童問題の早急な解決が待ち望まれています。
核家族が当たり前の都市部では、子供を預ける場所が確保できなければ、共働きを続けることが出来ないからです。
けれども、厚生労働省の基準にあう保育所の基準は、園庭の確保どころか、用地の確保も難しい状況があり、苦戦を強いられています。
駅から近いマンションの1室でも、子供を預かる環境が整っていたら、ベビーホテルや保育園として機能してもらった方が助かります。
むしろ、都会では、駅が近いところで預かってもらえるなら、通勤途中に寄りやすくありがたいくらいです。
品川区では、認可外保育園とあわせて、東京都独自の基準を満たした認証保育所の設置にも取り組んでいます。
こうした努力で、70ほどの保育施設があり、認可保育園の抽選に漏れたとしても、都合や希望に合わせて預かってもらえるところが探しやすくなってきています。
<認可保育園>
一本橋保育園・大井倉田保育園・南大井保育園・品川保育園など私立を含めると83の保育園があります。
品川区役所こども未来課に問い合わせ、必要書類を揃えて申込み。
<東京都認証保育園>
TKチルドレンズファーム・めだか保育園・たんぽぽ保育園・アトレ大井町保育園など24の認証保育園があります。
直接施設に問い合わせ、空き状況を確認の上申込み。
<認可外保育園>
聖母保育園・まどか保育園・くくる保育園・めるへんキッズ・なないろ保育園など多数。
直接施設に問いあわせ、空き状況を確認の上、申込み。
*品川区では、この6年で3624人の定員増を実現しています。
認可保育園は従来の厚生省の基準に合った保育園ですが、品川のような都市部では、駅に近いマンションやビルの中に保育園があるのは、送迎がラクになるメリットもあります。
子育ては、必要な時に必要なサービスが利用出来る事が重要ですし、いろいろなニーズがあることも踏まえて、待機児童をなくす取り組みを区がバックアップしているというのは現在子育てをしている、これから子供を持ちたいという家族には本当に重要なポイントです。
平成29年度にも、認可保育園6施設、認証保育所1施設、小規模・家庭的保育事業3施設が予定されています。